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東紀州FCの方たちと再会!

つい先日、シネマサウンドワークスにて
「千年の愉楽」のダビングが終わった。
ロケの舞台となった三重県尾鷲市須賀利は
昭和と変わらぬ佇まいの、静かな集落だ。
この地が積み重ねてきた年月の色合いによって
作品に深みとリアリティが増している。
改めて、ニセモノではない風景の美しさを実感した。
監督が惚れ込んで今回参加して頂いた
奄美民謡の歌い手、中村瑞希さんの唄声とサンシンの音色が
さらなる奥行きを生み出す。

スタジオの大きなスクリーンの映し出された
オリュウが、三好が、半蔵が、達男が、そして彦之助や礼如たちが
なんと人間臭く、愛おしく、息づいていることか……
と、ダビングしながら、何度も言葉を失う。

三重県尾鷲市の須賀利でのロケを
全面的に協力して下さったのが、
東紀州フィルムコミッションの方々。

昨日、都内で行われた三重県の観光イベント会場で
この東紀州のFCの方達との嬉しい再会が待っていた。

IMG_5392.JPG

一人一人の顔を見ると、夢のように過ぎ去ったロケでの日々が
鮮やかに脳裡に蘇ってくる。
スタッフもキャストも無我夢中で走り続けた日々を
常に横にいて支え、共にはしり続けてくれた、いわば同志。
本当に、心から感謝。

秋頃の全国公開を予定しているが、
三重県でも色々な形で上映が実現するよう、
共に模索していけたら、と思っている。

さて、2月9日の海燕先行上映会もいよいよカウントダウン!
3月24日からの公開も、前売りチケットの販売が始まっている。

若松孝二、75歳。
その頭脳と情熱から生み出された、新たな荒野の密室劇。
どうぞ、劇場で目撃してください。
お待ちしております。

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2012年02月02日 14:34に投稿されたエントリーのページです。

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