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怒涛の授賞式!パリでは旧作特集開幕!

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26日(金)、ヤクルトホールにて第34回山路ふみ子映画賞の受賞式がありました。
http://www18.ocn.ne.jp/~yamaji/
今回山路ふみ子女優賞を寺島しのぶさんが受賞しました!日本で一番早くに発表される映画賞で、「キャタピラー」での迫真的な名演技に対してとの受賞という事で、とてもうれしい受賞になりました。
しかし26日は寺島さんが舞台に出演中で会場にこれず、ピンチヒッターとして若松監督が登壇されました。「寺島さんの代わりに、こんなブサイクでごめんなさい」と監督が言うと会場は笑いに包まれていました。2月のベルリン国際映画祭銀熊賞の授賞式でも寺島さんの代理で授賞式に出席したエピソードを話され、「今日はその時と同じ格好で来ました。本当にありがとうございました」と、今回の受賞への感謝を述べられました。

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そして翌27日(土)、TAMA映画賞受賞式が行われました。
http://www.tamaeiga.org/
最優秀新進監督賞を大西信満さんが受賞しました。そして「まっすぐなインディペンデント魂に対して」という事で、特別賞を若松監督が受賞されました。
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「ほぼ寝ているだけの役で、このような賞を頂き、とてもうれしく思っています。たぶん今日の方が映画の中よりしゃべっているはずです」と大西さんが照れていました。若松監督は「ベルリン映画祭に参加して感じたのは、ドイツでは戦争についても小学校から教えている。日本ではそういう教育がないからこそ、キャタピラーをもっと若い人たちに観てほしい」と話されました。最後に監督と、大西さんのふたりで、撮影中の思い出などを話され、とても盛り上がっていました。
授賞式には世界のアイドル・キティちゃんも駆けつけ、記念撮影が行われました。

山路ふみ子映画賞の皆様、TAMA映画祭の皆様、そして観客の皆様、本当にありがとうございました。

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先日の「キャタピラー」のオープニング上映に引き続き、パリのシネマテークフランセーズで若松監督の旧作上映が始まりました。スタート作品は「逆情」(64‘)でした。パリではあまり知られていない作品で、夕方17時からの上映にも関わらずアンリ・ラングロワ劇場には150人近いお客様が駆けつけて下さいました。次回は「情事の履歴書」、「鉛の墓標」、「歪んだ関係」が上映されます。
パリでの上映情報は、高橋昌子さん、そして映画研究者の平沢剛さんに御協力して頂いています、ありがとうございます。

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2010年11月28日 00:16に投稿されたエントリーのページです。

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