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2006年04月 アーカイブ

2006年04月26日

サンドニ映画祭にて

ここしばらく、更新が途絶えており、申し訳ありませんでした。
監督は、日本を出たり入ったり、忙しくしています。
現在は、フランクフルトの映画祭に招待されて、ドイツにいます。

先月のフランス「サンドニ映画祭」の写真をアップロードします。

Sandoni

監督は、3月3日、フランスより帰国しています。

「もうちょっと長く滞在していたらな、CPAに反対する
全国300万人のデモに居合わせることができたんだけどな。
フランスはすごいね。
労働者と学生が一緒に立ち上がって、
流れを変えてしまうんだから。
今の日本で、あんなことが起きるかな」
と監督。

監督とツーショットでうつっているのは、


Sandoni2

映画祭で監督と対談したフランスの映画監督、カトリーヌ・ブレイヤーさん。
1948年生まれのカトリーヌさんは、17歳で小説家としてデビュー、脚本家を経て、監督に。
「性と女性の欲望」をテーマに、リアルな性を描き続けています。

「実録・連合赤軍」の制作準備は、お陰様で、着々と進みつつあります。
チラシを配布してくださっている映画館やビデオショップなども全国に広がっています。
ご協力くださる方、ぜひ、ご一報ください。(A)

2006年04月27日

本物な人

フランクフルトの「日本コネクション」という映画祭に
招待されていた監督が、日本に帰ってきました。

昨夜、新宿にて、映画の構成の打ち合わせをしました。

フランクフルトでは、ルフトハンザ航空の客室乗務員が
休暇をとり、ボランティアとして監督に同行してくれました。
「助監督経験者かな、と思うくらい、とても気配りの細やかな人だったよ。
 客室乗務員だと聞いて、なるほど、だからか、と思った」


さて、向こうの映画祭で、監督はこんな話しをしたそうです。

「ものを作る人は、時の政治を批判する目を持たなくちゃいけない。
 批判しながらでも、ちゃんと仕事ができるのが本物じゃないかな。
 批判したら、CMの仕事が来なくなるとか、TVに出られなくなるから、と
 言うべきことも言わないのは、ものを作る人間として情けないと思う」


表現者として、批判の目を忘れない。
監督の、ものを作る人へのメッセージであり、自分への問いかけでもあります。

来月の監督は、ソウルの映画祭へ。(A)

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